「生涯青春」継続中(^_^) vol.17

9月は旧暦で「長月」。

新暦では9月下旬から11月初旬にあたり、ちょうど今の10月頃にあたります。秋が深まり、日が沈むのも早くなり、夜の時間が長くなる頃ですね。

「夜長月(よながづき)」が音の入れ替わりで縮まり、「長月」となったと言われています。とても分かりやすい由来です。

 

先月、岩本さんから送られてきたユーチューブのバックに流れていたベット・ミドラーの「The Rose」に聞き惚れてしまいました。詩の訳を読み更に好きになってしまいましたので紹介します。

(岩本さんを知らない人が多くなりましたが、shiroyamaの創業から関わってくれた私の相棒です。彼無くして城山はなかったと思います)

 

「The Rose」

誰かはこう言ったわ。

愛とは、柔らかな葦を沈めてしまう河だと。

 

またある人はこう言った。

愛とは、魂に深い傷を残す鋭い刃物だと。

 

そして別の人は言った。

愛とは、飢えても決して満たされない苦しみなのだと。

 

でも私はこう思う。

愛は花で、あなたはその大切な種なのだと。

 

傷つくことを恐れるなら、

楽しげなダンスを踊ることもできない。

 

夢から覚めるのを恐れるなら、

小さな夢さえもつかめない。

 

誰かを受け入れることができなければ、

与える喜びを知ることもできない。

 

死を恐れているだけでは、

生きることの意味を学ぶことはできない。

 

夜があまりにも寂しく、切なく感じる時、

道があまりにも果てしなく長く思える時、

 

きっとあなたは思うでしょう。

愛は幸運や強さを持った人だけのものなのだと。

 

でも、そんな時に思い出してほしい。

厳しい冬にも、雪の下には花の種が眠っていることを。

 

やがて春が来れば、太陽の恵みを浴びて、

その種は美しい薔薇を咲かせるのだということを。

 

私は「恐れの中で立ち止まっていては、何も手に入れられない」ことを改めて教えられているような気がしました。皆さんはいかがですか?

ぜひ聴いてみてください。ジャニス・ジョプリンを描いた映画『ローズ』の主題歌にもなっています。

 

先月の答え合わせ

「袖すり合うも◯◯の縁」ここに入る漢字は

①他生 ②多少 ③多生

 

正解は「他生・多生」です。ここで袖を擦り合ったのも、今生以外の、前世または来世での人生における縁からで、どんな出会いも、単なる偶然ではなく深い因縁によって生じているので大切にしなければならいという教えです。

 

夏の終わりは何となく蝶を多く見るような気がします。彼岸花とアゲハとか、アサギリマダラの海を超えての飛来もこの頃からです。この時期に咲くマツムシ草と孔雀蝶の美しさは秀逸です