「生涯青春」継続中(^_^) vol.9
明けましておめでとう御座います。
実は私、初日の出を初めて見ました。
31日の夜、何故か全く眠れずに新年を迎えました。1/20日に後期高齢者入りを果たし、輝く75になる折、名古屋市内で唯一の山、東谷山から美しい初日の出を見ることができたのです。
素晴らしい人生劇場、第四幕の幕開けです。ちなみに第四幕は最終幕だそうです。第一幕は0歳〜25歳。第二幕は25歳〜55歳、第三幕は55歳〜75歳だったと思います。第四幕を私は、パワー全開でモットーを生き抜いていきます。それは学生時代から変わらないテーマ「熱く生きること」です。青春の尻尾を持ち続けることでも有ります。
その青春の尻尾を強く感じる詩を紹介します。
「逢うたびに君は」
いたいけな眼差し 投げ続ける君は
ひたむきな心を 隠そうともしない
変わらない憧れを 背中に映し
逢うたび君は 美しくなる
限りなく蒼くさい 君の夢を
裸になって抱き 抱きしめたい
移ろいの多さに かすり傷を恐れ
誰となく心に壁を立てる中で
かげりない輝きを背中に映し
逢うたび君は 美しくなる
ためらいも疑いも 君の夢に
地平超えて飛び飛び散っていく
気負わずに熱い 君の足音がはずむ
さわやかに熱い 君の歌声がひびく
変わらない憧れを 背中に映し
逢うたび君は 美しくなる
限りなく蒼くさい 君の夢を
裸になって抱き 抱きしめたい
気負わずに熱い 君の足音がはずむ
さわやかに熱い 君の歌声がひびく
小椋 佳
「君」とは誰?なんだろう・・・・
小椋佳さんは、自分自身に呼びかけているだろうと私は思いました。
詩の行間には青春讃歌が溢れていると思いませんか?
是非、この唄を聴いてみて下さい。
追記
「ただお前がいい」という歌もあります。
この歌の詩にも青春の尻尾を感じています。
ただ お前がいい わずらわしさに
投げた小石の 放物線の軌跡の上で
通り過ぎてきた 青春のかけらが
飛びはねて見えた
その照り返しを その頬に 映していた お前
また会う 約束など することもなく
それじゃあ またなと 別れるときの お前がいい
ただ お前がいい 落とすものなど
何も無いのに 伝言板の左の端に
今日も 又ひとつ 忘れ物をしたと
誰にともなく書く
その繰り返しを その帰り道に笑う お前
また会う 約束など することもなく
それじゃあ またなと 別れるときの お前がいい
その照り返しを その頬に 映していた お前
また会う 約束など することもなく
それじゃあ またなと 別れるときの お前がいい
小椋 佳
「お前」をどう読むか。友か?それとも・・・
お前はお前のままでいい
そんなお前が好きだ・・・ともう一人の自分が言っているように聴こえませんか?