「生涯青春」継続中(^_^) vol.30
10月は旧暦で「神無月」。
昔の日本では、漢字の意味ではなく、その「音」を借りて日本語を書き表すことがありました。いわゆる万葉仮名です。
「無」という字も、意味の「ない」ではなく、「の」という音を表す文字として使われたことがあります。
ですから「神無月」の「無」も「無し」ではなく「の」として、「神の月」という意味だとする説があります。
「神無し月」ではなく、「神の月」。
私はそこから、もう少し勝手に深読みして、秋の夜長に神様のことを想う――
「神思う月」なんていいなと思ってます。
【漢字コーナー】
日本で生まれた漢字を「国字」といいます。
その数は1500字以上ともいわれますが、日常で使われているものは、ほんの一部です。
ところで、近代になって日本でつくられたり、新しい意味を与えられたりした「和製漢語」と言うのをご存知ですか?
「科学」「哲学」「銀行」「経済」などがそうです。
そして面白いことに、その一部は海を渡って中国へ伝わり、今では中国語としても使われています。
漢字は中国から日本へ。
そして日本で新しい言葉を生み、
その言葉が再び中国へ。
漢字は中国で生まれ、日本でまた新しい枝を伸ばし、そして故郷へも戻っていった。
そう思うと、漢字の長い旅が見えてくるようで、深読みがまた楽しくなりました。
10月の北海道。
この時期にしか見られない道東の秋です。若い丹頂鶴が強い風を受けて飛ぶ練習をしています。
しかし、風を掴むのは中々大変なようでした。
理想を失う時 初めて老いが来る・・・サミュエル・ウイルマン




